不正目的
商標を悪用するためにドメインを登録・使用すること。UDRP手続きにおいて申立人が証明すべき必須要件のひとつ。
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不正目的(Bad Faith)とは、UDRP手続きにおいて申立人が証明しなければならない3つの要件のうちの3番目であり、最も争点になりやすい要素だ。WIPOが定める連結要件として、係争ドメインは「登録」と「使用」の双方において不正目的であったことが求められる。UDRP政策は不正目的の非網羅的な例示を列挙しており、パネルはこれらを推定的な不正目的として扱ってきた:記録されたコストを上回る価格で商標権者にドメインを売りつけようとすること、商標権者が自社ブランドをオンラインで体現できないようにするためにドメインを登録すること、競合他社の業務を妨害するために登録すること、あるいは混同のおそれを作り出すことで商業的利益を得る目的でユーザーを故意に誘引することなどが該当する。パネルはこのほか、登録時点での登録者の商標への認知、主張された使用目的の信ぴょう性の欠如、サイバースクワッティングと整合するポートフォリオパターンといった間接的な事情も考慮する。不正目的が認定されると、ドメインの移転または取消命令が下される。一方、パネルが「申立人は勝訴の見込みがないことを知りながらUDRP申立てを行った」と判断した場合、登録者は逆ドメインハイジャッキングの認定を求めることができる。ドメインをブロックチェーン上でトークン化したとしても、パネルによる不正目的の判断に影響を与えない。評価の基準となるのは、あくまでDNS登録の経緯と登録者の行為である。
関連キーワード
- 不正目的
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- ドメイン紛争
- サイバースクワッティング
- 商標侵害
- 不正目的とは
- 不正目的の意味
- 不正目的の定義
執筆・編集メンバー
Namefiは、エンジニア、デザイナー、オペレーション担当者からなるコレクティブです。 オンチェーンドメイン名を手間なく管理できるツールづくりに、ひたむきに取り組んでいます。
Victor Zhouは、デジタルアイデンティティと信頼を専門とするテクノロジー企業の創業者で、 標準仕様のエディターでもあります。Namefiを創業し、Ethereum Improvement Proposalsの 編集に携わっています。以前はGoogle Labsでスマートコントラクトのアーキテクチャ設計を 率いていました。
彼の仕事は、ネーミング、所有権、そして人々がオンラインで自らのアイデンティティを 確立するために使うシステムが交わる場所にあります。だからこそ、名前が個人的な意味、 社会的な認知、デジタルインフラの間をどのように行き来するのかに強い関心を持っています。
Namefiでは、永続的なデジタルアイデンティティとしてのドメインについて編集・執筆して います。名前が所有可能なオンチェーン資産になる仕組み、トークン化が保管と信頼をどう 変えるのか、そして人々がオンラインでアイデンティティを確立するために使うシステムから ネーミングが何を学べるのかを扱っています。
Chie Kudō(工藤 知恵)は、福岡を拠点とする30代の翻訳者です。電機メーカーで ハードウェアQAエンジニアとして製品資料の作成と確認に携わった後、英語と日本語の 間で技術記事や編集記事をローカライズする仕事に転じました。
品質保証で身につけた習慣は、今の仕事にも生きています。用語の一貫性はもちろん、 ブランド名を漢字、かな、ローマ字のどれで表すか、半角と全角をどう使い分けるか、 借用元の英語とは異なる意味を持つ和製英語をどう扱うかといった、日本語組版ならではの 細部を厳しく確認します。小さなベランダ菜園を楽しみ、週末にはボルダリングをします。
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